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夏休みの屋台巡りは思い出の一つでしたが、今では十分に楽しむには厳しいのかもしれませんね。
マネーポストWEB
コロナ禍で中止を余儀なくされていた夏祭りが、4年ぶりに各所で復活している。久しぶりに開催される夏祭りが賑わう一方で、お祭りに付き物である屋台を「楽しめなくなった」と漏らす人たちがいる。どんな理由があるのか。今夏、“屋台離れ”したという人たちに話を聞いてみた。
焼きそばが800円になっていてびっくり!
メーカーに勤める40代女性・Aさんは、数年前までは家族で地元のお祭りに行けば、必ず屋台で食べ物を購入していた。しかし、今年は食べ物や飲み物を買わなかったと明*。
「お祭りといえば屋台。このときだけは子供たちに買い食いも、歩き食べも許していました。でも、屋台飯ってコスパは悪くて、あっという間に数千円が飛んでいく。しかも最近の物価の値上がりの余波なのか、コロナ前はたしか500~600円だった焼きそばが、800円にもなっていてびっくりしました。
もちろん、これまでは屋台で買うものは多少高くても“雰囲気代”だと思っていたのですが、いろいろな物価が上がっているなか、急に『わざわざ屋台で買って食べなくても……』という気持ちになってしまいました」
とはいえ、子供にお祭り気分を味わいさせたい気持ちはあるAさん。今年は「屋台で買う飲食物はきょうだいで一つをシェア」と決め、くじやゲームにはお金を使ったという。
「お祭りならではの商品で、1000円する光る容器に入ったジュースをねだられましたが、高すぎるので却下。高校生ぐらいになって、自分でバイトしたお金で買えばいいかなと思います。ただ、興味を持ったヨーヨーつりや射的はやらせました。ものよりも体験にお金を使いたいと思っていたので、夏の思い出になってくれたらいいなと思います」(Aさん)
お祭り会場を出てコンビニへ
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