2019年に発生した新型コロナウイルス感染症(しんがたコロナウイルスかんせんしょう)は、世界保健機関(WHO)による国際正式名称をCOVID-19といい、SARSコロナウイルス2 (SARS-CoV-2) がヒトに感染することによって発症する気道感染症(ウイルス性の広義の感冒の一種)である。
102キロバイト (11,717 語) - 2021年10月25日 (月) 01:53



(出典 d10tw3woq6mt3i.cloudfront.net)


きちんと減少の理由が分かってないと終息に向かってても不安は残りますねU・x・U

1 影のたけし軍団 ★ :2021/10/24(日) 10:44:08.50

一時は日本でもどうなってしまうかと心配された、新型コロナウイルス感染症の大流行。
ところが、ここにきて感染スピードは急速に収まってきているようにも感じられます。

もしや、このまま収束する? それとも、また次の感染拡大期がやってくる?
今回のGiz Asksでは、この疑問を複数の専門家にぶつけてみました。

Marisa Eisenberg ミシガン大学疫学准教授

いつ新型コロナウイルスが終焉を迎えるのかを具体的に示すのは非常に困難です。ただはっきりしているのは、まだまだ長い道のりが待っているということでしょう。
いわゆる「ゼロコロナ」を目指すのは理想の世界ですけど、そこへ少しは近づきつつあるようです。これは季節的な影響かもしれません。

あるいは、多くの人がワクチンを接種したり、すでに感染して一定の免疫を獲得したことにより、たとえ新たに感染しても重症化する確率が低下しているのかもしれません。
このままマスクの着用や全世界でのワクチン接種率の向上という予防措置を継続すれば、感染スピードを落とし、免疫強化が進んで、
単なる風土病の一種に新型コロナウイルス感染症が落ち着く方向性へと向かっていき、重症患者や死者数は減少していくことでしょう。

もし基準を示すとすれば、新型コロナウイルス感染症による入院患者数や死亡者数が、きわめて少なくなるときに、
パンデミックは収束を迎えたと定義できるのではないでしょうか。その数値は国によって異なりますが、
季節性インフルエンザがもたらす影響と同程度に落ち着くかどうかは、一つの指標になり得ます。

米国内では、毎年インフルエンザで1万2000人から6万1000人が死亡してきました。
一方、2020年の新型コロナウイルスに起因する死者数は、米国内で37万5000人、今年はこれまでに約29万5000人です。

大切な別のポイントは、パンデミックが収束する時期は、国や地域によって異なるという点です。
ワクチン接種率、ソーシャル・ディスタンスやほかの予防措置の徹底は、場所によって異なっているからです。

さらに、ある場所でパンデミックが終わったと思われても、その長期的な影響は残り続けるでしょう。
それは、メンタル面でのダメージかもしれませんし、誤解や誤情報による不信感、経済的なインパクトが残ってしまうことかもしれません。

Leana Wen博士 ジョージワシントン大学公衆衛生学教授

そもそも社会として、われわれはパンデミックの収束とはなにかを、いまだ定義していない。新型コロナウイルスの新規感染者がゼロになったらだろうか?
医療崩壊を懸念する必要がない程度の入院患者数に落ち着けば、もうパンデミックは終わったと考えてよいのか? 死亡者数が、ある一定の数値を下回ればよい?

いずれにせよ、ほとんどの人が同意すると信じているが、この新型コロナウイルス感染症という、われわれにとって最悪の健康上の危機は、
もはや心配する必要などないというレベルに到達するまで、まったく落ち着いてきてなどいないということだけは確かだ。

近いうちに、そうした状態を迎えるとも、個人的には考えていない。子どもたちにワクチン接種が進められない状態で、その希望はもてないだろう。
また、世界では、大いに必要と思われる層にさえワクチンがいきわたっていない。これからいずれかの時点で、パンデミックが落ち着くとはどういうことなのか、新たな定義づけがなされることだろう。
それは、もはやコロナのことを念頭に置くことなどはなく、さまざまな決定を自由に下せる時代のことだ。現時点では、まったくその状況に近づいてもいない。

Art Reingold カリフォルニア大学バークレー校疫学首席教授

率直に答えるならば、だれも確かな答えなど出しようがない。その一因は、ワクチンの効果をすり抜ける変異株による不透明な見通しや、
世界全体で高いワクチン接種率を達成できる時期を見通せないことにある。

しかしながら、将来的にまるで季節性インフルエンザと似たようなパターンで、定期的に風土病と化した新型コロナウイルス感染症の流行が生じる世界になるだろう。
その時期を述べるならば、早くとも今後1年から1年半のスパンでは訪れないと考えている。
https://www.gizmodo.jp/2021/10/covid17convergence.html


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